やることリストが長すぎるときは、3つだけ選ぶ
リストが長いほど、何も終わらなくなる
やることが20個並んだリストを見ると、脳は「どこから手をつけよう」で止まってしまいます。その結果、いちばん簡単で細かなことから片づけて、本当に大事なことはまた明日に回してしまいます。解決策はリストを減らすことではなく、今日終わらせる3つを別に取り出すことです。
| 見出し | 要点 |
|---|---|
| リストが長いほど、何も終わらなくなる | やることが20個並んだリストを見ると、脳は「どこから手をつけよう」で止まってしまいます |
| 3つを選ぶ基準 | 今日の3つは、「これをやれば今日は成功」と言える仕事であるべきです |
| 実際に選んで配置する順番 | やることをすべて1か所に書き出す(頭の中を空にする) |
| 残りのやることはどこへ行くのか | 選ばなかった17個は消えるわけではなく、「待機リスト」に移しておきます |
| 1つでも終えると流れが生まれる | 3つのうち、すぐ終わる仕事を先に1つ片づけると、小さな達成感が次の仕事につながります |
| 再開できるように残しておく | 計画が途切れたときに必要なのは、長い反省ではなく次の最初の動作です |
| まず始められるように小さく分ける | 計画がずれ込み続けるときは、目標が大きすぎるか、最初の行動が曖昧なことがよくあります |
3つを選ぶ基準
今日の3つは、「これをやれば今日は成功」と言える仕事であるべきです。たいていは、大きな仕事1つ、中くらいの仕事1つ、すぐ終わる仕事1つを混ぜるとバランスがよくなります。大きな仕事は最も先延ばしにしたいもの、すぐ終わる仕事は10分以内に終わるものにします。
| 区分 | 性質 | 例 |
|---|---|---|
| 大きな仕事1つ | いちばん先延ばしにしていた重要課題 | 提案書の下書きを書く |
| 中くらいの仕事1つ | 今日処理すべきこと | 取引先への返信を整理する |
| すぐ終わる仕事1つ | 10分以内に処理できること | 書類を郵送する |
実際に選んで配置する順番
- やることをすべて1か所に書き出す(頭の中を空にする)
- 「今日やらないと本当に困ること」に星印をつける
- 星印の中から、大きな仕事1つ、中くらいの仕事1つ、すぐ終わる仕事1つを選ぶ
- 大きな仕事を午前中のいちばん頭が冴えている時間に置く
- 3つを紙1枚に大きく書いて目の前に置く
残りのやることはどこへ行くのか
選ばなかった17個は消えるわけではなく、「待機リスト」に移しておきます。3つを終えて余裕があれば、そのとき待機リストから持ってきます。大事なのは、「今日見る画面」には3つだけを表示しておくことです。残りが視界に入ると、また気が散ってしまいます。
- 今日の欄:きっかり3つだけ
- 待機の欄:残りすべて(今日は見ない)
- 明日の欄:今日終わらなかったものだけ移す
1つでも終えると流れが生まれる
3つのうち、すぐ終わる仕事を先に1つ片づけると、小さな達成感が次の仕事につながります。逆に、大きな仕事があまりに重く感じるなら、15分だけ手をつける形に分けます。完璧に終えることよりも、「今日始めた」という事実が翌日の流れを作ります。
再開できるように残しておく
計画が途切れたときに必要なのは、長い反省ではなく次の最初の動作です。今日どこまで進んだか、次に何から始めるかだけを残しておいても、再開しやすくなります。最小版を用意しておけば、忙しい日でも流れを失いにくくなります。
今の状況から見直す
まず始められるように小さく分ける
計画がずれ込み続けるときは、目標が大きすぎるか、最初の行動が曖昧なことがよくあります。「うまくやる」ではなく、「文書を開く」「最初の一文を書く」「資料を1つだけ閉じる」のように、手がすぐ動く言葉に変えてみてください。
小さく始めたからといって、手を抜いているわけではありません。始めてから集中がついてくる日も多く、5分やるだけでも次回の抵抗は少し減ります。