🩺 健康
過食を減らすために食べる速度を落とす練習
ⓘ この記事は一般的な情報提供を目的としており、専門的な医療・法律・金融相談の代わりにはなりません。重要な判断は必ず専門家に相談してください。
満腹感は20分後に届く
食べても「満腹だ」という信号が脳に届くまでには、通常15〜20分かかります。5分で一杯を食べ終えると、すでに十分食べていても信号が届く前なので、もう一杯を求めてしまいます。食事の速度を落とすことは意志力の勝負ではなく、この時間差を確保するための技術です。
| 見出し | 要点 |
|---|---|
| 満腹感は20分後に届く | 食べても「満腹だ」という信号が脳に届くまでには、通常15〜20分かかります |
| 一食を20分以上かける | 目標は、一回の食事を少なくとも20分かけて食べることです |
| 今日すぐ試せる5つのステップ | 一口は普段の半分の量にして口に入れる |
| まず環境から速度を落とす | テレビやスマートフォンを見ながら食べると、「どれくらい食べたか」を認識しにくくなり、知らないうちに速くなります |
| 満腹感を点数で確認する | 要点を短く整理 |
| 食べる速度を落とすと、止まる時間が生まれる | 満腹の信号は食べる速度より遅れてやってきます |
一食を20分以上かける
目標は、一回の食事を少なくとも20分かけて食べることです。食卓に座ってタイマーを20分に設定し、その間に食べ物がなくならないようにペースを調整してみましょう。最初はぎこちなくても、1週間ほどで慣れてきます。
今日すぐ試せる5つのステップ
- 一口は普段の半分の量にして口に入れる。
- 口の中に食べ物がある間は、スプーンや箸を食卓に完全に置く。
- 少なくとも20回噛んでから飲み込む。心の中で数を数える。
- 全部飲み込んだことを確認してから、次の一口を取る。
- 食事の途中で水を一口ずつ飲みながら、1〜2分会話するか、少し休む。
まず環境から速度を落とす
テレビやスマートフォンを見ながら食べると、「どれくらい食べたか」を認識しにくくなり、知らないうちに速くなります。画面を消して食べ物の味や食感に集中すると、同じ量でもより満足感を得やすくなります。普段使っている器より一回り小さい器を使うことも、自然に量を減らす助けになります。
- 大きなスプーンの代わりに小さなティースプーンや箸を使う
- 汁物は一気にすすりやすいので、具材を中心に食べる
- 空腹感が10点満点中7点のときに食事を始める(空腹にしすぎない)
- 食前に水を一杯、200ml飲んでおくと、過食の衝動が和らぐ
満腹感を点数で確認する
| 満腹スコア | 感覚 | 行動 |
|---|---|---|
| 6点 | 少し満たされてきた | さらに速度を落とす |
| 7点 | 心地よく満足している | ここでスプーンを置く |
| 9点 | お腹がぱんぱんだ | すでに食べ過ぎ、次は7点で止める |
食事の途中で「満腹スコア」を自分に問いかけ、7点に達したら、器に食べ物が残っていても止める練習をします。残った食べ物は次の食事に回せばよいと考えると、負担が軽くなります。
💡
参考:一口食べたらスプーンや箸を置く。この動作一つを守るだけでも、食事時間は平均5分以上長くなります。
特定の状況で止めるのが難しいほど過食が繰り返されたり、その後の罪悪感が強かったりする場合は、食習慣の問題を扱う専門家に相談してみるとよいでしょう。
食べる速度を落とすと、止まる時間が生まれる
満腹の信号は食べる速度より遅れてやってきます。そのため速く食べると、すでに十分食べているのに手が伸び続けます。一食を20分以上に延ばし、一口ごとにスプーンや箸を置くことから始めましょう。
画面を消し、満腹感を1〜10点で確認すると、自分の体の信号がより聞こえやすくなります。止めにくい過食と罪悪感が繰り返されるなら、一人で耐えるより助けを求めるほうがよいでしょう。